巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏が、高校球児の故障を回避するための提案をした。
内容は…
夏の甲子園を夏休みを大いに使って前半・後半のような2部制にするというもの。
最近の夏はかなり暑い。
天気予報では「不要不急の外出を控えましょう」などと言っている酷暑の中、高校球児の体への負担は大きいだろう。
5回終了後に10分間のクーリングタイムが導入されたが、どの程度効果があるのだろうか。
加えて投球制限も導入されてはいるが、それでもなお、投手の方への負担も考えるとうなずける話だ。
松井氏は「成長過程の高校生の体を守るのも大切だ」と語る。
以前、テレビでこの話が取り上げられており、一人のコメンテーターが
「辛い中、汗を流しながら苦しみを乗り越えて試合をしている姿に感動する。だから、今のままでいいと思う」
とコメントしていた。
分からなくもない。確かに感動する。
しかし、高校野球で終わりではない。せっかく力があっても、ケガをしてしまっては本末転倒である。
もう一つ、松井氏とは関係のない話だが、よく議論される「丸刈り」について。
これは正直、どっちでもいいんじゃないかと思う。
周囲が押し付けるものではなく、当事者がどうしたいか。
そこが大事ではないだろうか。
そもそも、スポーツするのに邪魔な髪形にはしないだろうと思うのだが。
追加でもう一つ。
誤審が多い問題。
先日、阪神の岡田監督が審判に猛抗議して意見書を出していたが、
高校野球の監督は抗議できないと聞いたことがある。
未来ある高校球児。誤審が少なくなることを願うばかりだ。